ディレイタイムの計算式
1分は60000ミリ秒なので、テンポから4分音符の長さがそのまま出ます。あとは音符の倍率を掛けるだけです。
4分音符 (ms) = 60000 ÷ BPM
ディレイタイム = 4分音符 × 音符の倍率
付点 = ×1.5 / 3連 = ×2÷3
ディレイタイム = 4分音符 × 音符の倍率
付点 = ×1.5 / 3連 = ×2÷3
BPM120なら4分音符は500ms、8分は250ms、付点8分は375msです。曲中でテンポが変わる場合は、ディレイをかけたい区間のテンポで計算し直してください。
音符ごとの倍率と、BPM120でのミリ秒
| 音符 | BPM120 |
|---|---|
| 2分(×2) | 1,000.0 ms |
| 付点4分(×1.5) | 750.0 ms |
| 4分(×1) | 500.0 ms |
| 付点8分(×0.75) | 375.0 ms |
| 4分3連(×2/3) | 333.3 ms |
| 8分(×0.5) | 250.0 ms |
| 8分3連(×1/3) | 166.7 ms |
| 16分(×0.25) | 125.0 ms |
よくある質問
付点8分ディレイはなぜよく使われる?
8分の1.5倍の長さになるため、原音と返りが裏拍でずれて聞こえます。8分ディレイのように拍にぴったり重ならないぶん、リズムに隙間ができて音数が少なくても厚く聞こえます。ギターのアルペジオやシンセのリードで定番の設定です。
計算した値をそのまま入れると濁るのはなぜ?
テンポ同期のディレイは原音と正確に重なるため、位相の打ち消しで芯が痩せることがあります。数ミリ秒だけ後ろにずらすか、返り側にハイパスとローパスをかけて帯域を分けると輪郭が戻ります。
リバーブのプリディレイにも使える?
使えます。16分や32分など短い音価の値をプリディレイに入れると、残響の立ち上がりが曲のグリッドに乗ります。ボーカルでは20〜40ms前後になる音価を選ぶと、言葉の輪郭を残したまま奥行きが出せます。