鉄筋の重量計算機

呼び名と長さ・本数から総重量を計算します。配筋のピッチと面積からの拾い出しにも対応しています。

総重量

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※ 継手のラップ長さと切り無駄は含まれていません。手配時は1割から1割5分の割増を見てください。

鉄筋重量の計算式

呼び名ごとに単位質量が決まっているので、長さを掛けるだけです。直径から断面積を出す必要はありません。

総重量(kg) = 単位質量(kg/m) × 長さ(m) × 本数
総長さ = 長さ × 本数
配筋の1m²あたり長さ = (1000 ÷ ピッチ) × 2
ダブル配筋はさらに ×2

3行目のピッチからの拾い出しがよく使う式です。縦横の両方向に入るため2倍になります。

この式は面を1m²ずつに区切って数える考え方で、各方向とも端の1本ぶんを含みません。小さな土間などで辺ごとに本数を数えるなら、本数は「辺の長さ ÷ ピッチ + 1」です。下の実例の6m×5m・200mmピッチなら、31本×5m+26本×6mで311m(式では300m)と、少し多くなります。

1m四方の中に200mm間隔の鉄筋が縦横5本ずつ入る格子の図 1 m @200 縦 5本 × 1m 横 5本 × 1m = 10 m/m²
1m四方(1m²)に200mm間隔で配筋した場合。1mの中に入るのは各方向5本で、隣の1m²との境目の鉄筋はどちらか一方に数える。長さは 5本 × 1m × 縦横2方向 = 10m。式の (1000 ÷ ピッチ) × 2 はこの数え方で、ダブル配筋ならさらに2倍になる。

異形鉄筋の単位質量

呼び名単位質量
D100.560 kg/m
D130.995 kg/m
D161.56 kg/m
D192.25 kg/m
D223.04 kg/m
D253.98 kg/m
D295.04 kg/m
D326.23 kg/m
D357.51 kg/m
D388.95 kg/m

Dは異形鉄筋を表し、続く数字はおおよその直径をミリで示したものです。節があるため実測値とは一致しません。

よく使う配筋の目安

部位配筋の例
土間コンクリートD10 @200 シングル
基礎スラブD13 @200 ダブル
擁壁D13〜D16 @200
柱の主筋D19〜D25
梁の主筋D19〜D29

@は「ピッチ」を表す記号で、@200なら200ミリ間隔という意味です。

実際の手配で足りなくなる理由

継手のラップ

鉄筋を継ぐときは重ねる長さが必要で、径の40倍程度が目安です。D13なら約520ミリ。本数が多い現場では、この重なりだけでかなりの量になります。

定尺からの端材

鉄筋は定尺で納品されるため、必要な長さで割り切れないぶんが端材として出ます。3.5メートルの鉄筋を5.5メートルの定尺から取ると、2メートルが残ります。

これらを見込んで、拾い出しの数値に1割から1割5分を足したものを手配量とするのが一般的です。上の計算結果は純粋な必要量なので、そこから割り増してください。

実例:土間の配筋を拾う

6m×5mの土間(30m²)にD10を200mmピッチのシングルで入れる場合を、式のとおりに追ってみます。

1m²あたりの長さ = (1000 ÷ 200) × 2 = 10 m
総長さ = 30 m² × 10 m = 300 m
重量 = 300 × 0.560 = 168 kg
手配量 = 168 × 1.1 ≒ 185 kg

本数に直すと、定尺5.5mで300÷5.5で約55本。実際には6mと5mの割り付けに合わせて定尺を選ぶので端材の出方が変わりますが、重量ベースの手配なら1割の割増で吸収できる範囲です。

この重さは軽トラック(積載350kg)で運べる量ですが、5.5mの定尺は荷台に載りません。長物の運搬は配達を頼むか、4m以下の定尺で割り付けを組み直すか、拾い出しの段階で決めておくと手戻りがありません。

よくある質問

D10やD13の数字は何を表していますか?

呼び名で、おおよその直径をミリメートルで示したものです。Dは異形鉄筋を意味します。ただし異形鉄筋の表面には節があるため実測の直径とは一致せず、断面積から逆算した公称直径が別に定められています。重量を出すときは直径からではなく、呼び名ごとに決まっている単位質量を使うのが確実です。

配筋のピッチから鉄筋量を拾うにはどうしますか?

縦横の両方向に鉄筋が入るため、1平方メートルあたりの長さはピッチ間隔の逆数の2倍になります。ピッチ200ミリなら1メートルあたり5本が2方向で10メートル、これに面積と単位質量を掛けます。ダブル配筋の場合はさらに2倍です。定着や継手の分は含まれないため、実際の手配では1割程度の余裕を見てください。

計算した重量と実際の納品量が違うのはなぜですか?

継手のラップ長さと、定尺からの切り無駄が加わるためです。継手は径の40倍程度が重なるので、本数が多いほど差が開きます。また鉄筋は定尺で納品されるため、必要な長さで割り切れないぶんが端材になります。拾い出しの段階では1割から1割5分の割増を見ておくのが一般的です。

土間にはワイヤーメッシュと鉄筋のどちらを使いますか?

載る荷重しだいです。人が歩く程度の犬走りやアプローチなら、ひび割れ防止としてφ6の100〜150mm目のワイヤーメッシュで足りることが多く、重量も1平方メートルあたり3〜4kg程度と軽く扱えます。車が載る駐車場や構造体の一部になるスラブでは、D10やD13の異形鉄筋を組みます。メッシュは重ね部分を1目以上重ねて結束するのが基本です。

出典

このページの数値は、次の資料と照合しています(確認日 2026年10月2日)。

公開日 / 最終更新